EURO2004 ベスト8決定

北欧組ドローに八百長疑惑も/欧州選手権
 アズーリ敗退で一夜明け、やっぱり出て来た八百長報道。
 ふむ、書き方良くないですねぇ。

スウェーデンはDFラインでボールを回した。デンマークは、そのボールを奪おうともしない。

 戦意を両チームが失ったのは、ロスタイム残り僅かとなった状態から。
 そこからリスクを犯す必要があるのかと言いたい訳で…。
 試合全般を通してみたいな、表現で書くのは良くないかと。
 とは言いつつも、こんな記事もありましたけど


 下の2つはサンスポの紙面です。
 アズーリ関係者はと言うと…。

デンマークスウェーデンの試合を見れば、八百長であるのは疑いもない」。欧州サッカー連盟(UEFA)の理事でありながら、母国のテレビで怒りを爆発させたカッラーロ・イタリアサッカー協会会長の遠吠えが悲しい。ブッフォンも「恥じるべき行為をした国に対し、われわれはフェアプレーに徹した」と叫んだが、もはや後の祭りだ。



 んで、イタリア国民の反応はと言うと…。

ローマ市内に設置されたTVスクリーンの前で声援を送った市民は、敗退の悲報に母国チームを非難した。「相手を八百長呼ばわりするような恥の上塗りはやめろ」「トーナメントを通じてイタリアのできはよくなかった」「うちの息子の方が上手だ」などなど。“世紀の誤審”で02年日韓W杯敗退を喫したときとは対照的な反応。サレルノ上院議員は「日本(02年W杯)でトラパットーニ(監督)を解雇しておくべきだった」と厳しかった。

 伊スポーツ紙、ガゼッタ・デロ・スポルト紙のアンケートの結果。

国民は怒っている。ガゼッタ・デロ・スポルト紙のアンケートによると、敗因にトラパットーニ監督の采配を挙げたのが42%。つば吐き事件で3試合出場停止になったFWトッティが27%。「誰のせいでもなく不運なだけ」はわずか5%だった。決定力不足により最初の2戦で勝利を逃して自力突破のない状況に追い込まれたもろさを批判した。
日刊スポーツ

 まぁ「うちの息子の方が上手だ」かどうかは定かではないのだけれど、
 実際、スウェーデンデンマークの2チームが直接対決時にアズーリに劣っていたかと言うと、
 全くそんな事は無く、むしろ互角以上の戦いをしていたと言っても過言ではない。
 つまり、全てはイタリアの準備不足が原因と言える。
 んで、これはそれを表している事例。

脇に給水ボトルを用意したデンマークに対し、イタリアは何の準備もしていなかった。
(上記、サンスポ同記事)

 今回のアズーリは、負けて然るべきだったのかなぁと思わざるを得ません。
 などと書くと、アズーリファンに怒られそうだけど…。


地元開幕戦の占拠率83%超 既に「大成功」との評価
 すごい占拠率ですねぇ…。日本でもかなり人が見てるでしょうし。


オランダ代表アドフォカート監督「批判されるにはまだ早い」=ユーロ2004
 こちらは、批判に負けずに生き残った人。何かしぶとさを感じます。


ドイツ 1―2 チェコ
オランダ 3―0 ラトビア


ドイツが敗れ、決勝トーナメント進出ならず=ユーロ2004
オランダ、ラトビアに3−0で快勝 ベスト8進出=ユーロ2004
 結局、グループDはチェコ、オランダと順当な結果で終了。
 しかし、ドイツのFWの人材の無さは深刻な状況のようです。
 W杯ではクローゼが稼ぎましたが(決勝Tでは沈黙したけど)、今回はFWクラニが大ブレーキ。
 まともに枠に飛ばないんじゃ、試合にならないです。
 この発言が全てを語っているかと思います。
ドイツ代表フェラー監督「勝つためにはゴールが必要だ」=ユーロ2004
 当り前の事言ってるんですけど、当り前の事だけにスゴク重たいです。
 ちなみに、ブンデスリーガの得点ランキング ⇒ 


 ランキングで見ると、ドイツ代表選手は12位のブルダリッチが最高です。
 後は全て外国国籍の選手。
 これって、かなり深刻と言えるのではないでしょうか…。
 日本も同じ問題を抱えてますよね。